ガットレンチとは邦訳すれば「内臓をねじるもの」となり、ヒール時に多用する。
だがこの技の実は休憩技。
別名「添い寝」
ベアハグと違いリングに寝転がるので下半身の筋肉も効率的に回復できる。そういう意味ではベアハグの改良版といえる。
しかしベアハグ以上に迫力に欠け、しかも簡単に相手から脱出されてしまうという困った技。
TAKAみちのくが「疲れたから関節技で休んだ」などとWWE退団後にぶっちゃけてるくらいで、確かにこういうゆっくりとした関節技は選手の体力を回復する。
またテレビ観戦だと気付きにくいが、スピーディーな攻防を凝視して消耗した観客の集中力を回復させる効果もある。これは来日公演で大いに実感できた。
このように、スローな種類の関節技はプロレスという空間を成立させるのに重要ではある。
しかしながらブロック・レスナーが使うこのガットレンチは余りに長時間、しかも執拗に繰り返され、その上それ以降の試合展開にあまり変化を及ぼさないという点で、その必要性に関して少し疑問を抱いてしまう。